日記の魔力/表三郎
2018/05/12
記録、記録!
駿台予備校のかつての英語カリスマ講師であった表三郎氏・著の『日記の魔力』をたまに紐解いている。
日々サイトを更新する口実として、私も「三文日記」なるものをつけているが、そもそもの目的が違うからなぁ。
もうこの著者の日記の目的は「人生をより豊かなものにする」だからね。
この本の「なんでも記録」⇒「読み返す」ことが人生にとっての羅針盤となり、より豊かな人生をもたらすという考えには共鳴。
もう日記というよりは、日誌ですな。
「人生の航海日誌」みたいな。
ただ、私の場合は、ほとんど読み返さないなぁ。
だから、いずれは「人生の後悔日誌」みたいになっちゃうのかな。
ずいぶんと前に読んだ本だが、どこかに無くしてしまったので(おそらくは人にあげたのだろう)、再びアマゾンで中古を購入して読み直したが、やはりよいこと書いてあるね。
確信をもった文体が良い。
「なんでも記録」という発想が、樋口さんの「アイデアマラソン」に通じるところがあるね。
とにかく、マメにマメに、記録記録!
私にはこれが出来ない。
だからこそ、私に出来ないことを実践して、豊かな人生を築き続けている人の本を時々読みたくなるんだろうね。
読んでカンフル剤にしたいという想いがきっとどこかにあるんだろうなぁ。
イマジネーション
ちなみに、本書にはこのようなことが書かれている。
脳梁というのは、右脳と左脳との間の刺激伝達を担う働きをしている部分だ。女性が男性よりもカンが鋭く、夫の浮気などもすぐに見つけることができるのは、この脳梁が男性よりも太いからだといわれている。 つまり、脳梁が太いほうが、イマジネーションに恵まれるというわけだ。
そして、日記をつけることによって、脳梁を太くしようという話に流れるわけだけど、たしかに、私も同世代の人よりも、ほんの少しだけ記憶力とイマジネーションはあるほうだと自負しているが、それは1999年から、ずーっと短い日記(三文日記)を続けているからかもしれない。
日記を書くことは、文章力よりも、イマジネーションを鍛える行為なのかもしれないね。
記:2014/07/28