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プレイヤー・トゥ・ジ・イースト/ユセフ・ラティーフ

プレイヤー・トゥ・ジ・イースト/ユセフ・ラティーフ


Prayer to the East

内容はオーソドックス

ヘタな怪獣映画のポスター顔負けのコブラのジャケットアートが大迫力。

猛々しく空にそびえるクロガネの白ではなく、毒蛇コブラ。
壊そう、強そう、噛まれたら死にそう。

このイラストからも、「キワモノ」というようなイメージを抱かれる方もいらっしゃるかもしれないが、さにあらず。

オーソドックスなハードバップに、少々オリエンタル趣味がブレンドされただけの内容だと思って聴いていただければ良い。

なにしろ、ユセフ・ラティーフという名前自体、回教徒の洗礼名だからね。
本名はビル(ウィリアム)・エヴァンス。
イスラムに改修するということ自体、中近東趣味やオリエンタルテイストに興味を示すのは無理なからぬこと(だよね?たぶん)。

もちろん、ところどころにモダンジャズ(4ビートジャズ)とは、あまり縁がなさそうな楽器もどころどころに使用されてはいるが、《チュニジアの夜》や《ラヴァー・マン》のような定番スタンダードがあることからもわかるとおり、いわゆる普通のハードバップに、オリエンタル調の飾りがほどこされた音楽と思っていただければ、ほぼ間違いないだろう。

もちろん、ラティーフがフルートを吹き、エキゾチックなムードを盛り上げる《ラヴ・ダンス》のようなナンバーもあるが、これはこれで心地よし。

フルートの音色って、エキゾチックなテイストを彩るのにもふさわしい楽器だと改めて感じる。

ウィルバー・ハーテンのフリューゲルホーンが良い色を添えている。
フレーズももちろん良いのだけれども、音色がとても魅力的。

ラティーフがいまひとつな人は、「ハーテンらっぱ」に耳を傾けてみよう!

記:2019/10/11

album data

PRAYER TO THE EAST (Savoy)
– Yusef Lateef

1.A Night In Tunisia
2.Endura
3.Prayer To The East
4.Love Dance
5.Lover Man

Yusef Lateef (tenor saxophone, flute #3,4, tambourine)
Wilbur Harden (flugelhorn)
Hugh Lawson (piano, ocarina)
Ernie Farrow (bass)
Oliver Jackson (drums, gong)

1957/10/10

YouTube

動画でもこのアルバムを紹介しています。

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