イタリア迷彩シャーマン初期型制作記~タミヤ1/48スケール
久々の1/48スケール
たまにはヨンパチ(1/48スケール)もいいよね、ってことで、シャーマン初期型を作ってみました。
1/48を作ったのは、3年前にコマツブルドーザーを作って以来のことだと思います。
まずは、箱。
箱の中。
パーツを並べてみました。
デカールです(今回不使用)。
組み立て説明書です。
一気に組み立て完了。
1/48スケールは、部品が少なくていいですね。
ただし、小さいので破損や紛失注意ですが。
丸っこくてかわいいシルエット。
うーん、シャーマンとしかいいようのないシルエット。
1/35スケールと1/48スケールの大きさ比べ。
同じアメリカ陸軍の車両ということで、M-36ジャクソンと並べてみました。
よりシャーマンのコロコロしたかわいい感じがわかって興味深い。
そして、下地を整えるためにサーフェイサーを吹きました。
最近はサフは吹かないことが多いんですが、材質が金属とプラスチックなので、なんとなく下地を統一したくなったんですよね。
イタリア迷彩
いつもシャーマンは緑系(あるいは砂漠色)で塗っているので、たまには迷彩をしても面白いかなと思いました。
なので、説明書にある「第5軍756戦車大隊C中隊 1944年2月イタリア」の迷彩パターンを参考にして塗ってみました。
フラットアースとオリーブグリーンで塗り分けています。
薄めた油彩でスミ入れをして完成!
ピーチブラックとバーントアンバーで汚しは控えめに。
シャーマンというと、どうしてもオリーブドラブ一色か、それに類する緑、あるいは、緑系の下地が出まくった冬期迷彩の白というイメージが強かったのですが、今回のアース系とグリーン系の塗分けは、なかなか新鮮で、シャーマンの魅力新発見といった感じです。
網戸のような排気口がなく、つるっとした車体後部が初期型の大きな特徴ですね。
なかなか丸っこくて可愛いぞ。
スコップなどの工具類の塗り分けは、タミヤのウェザリングカラーです。
エナメル系で塗料の伸びが良い上に、キャップの裏にハケがついているので、準備と後始末にほとんど時間がとられないところが良きかな。
塗装に関しては、あっさりしすぎたかもしれないという反省があります。
なにしろ、メリハリとパンチに欠けてますわ。
でも、まあ久々の1/48スケールなので、それはそれで勘弁してくれ、自分。
見れば見るほど、シャーマンってユニークなシルエットの戦車ですね。
今回は横や前からよりも、上から撮影した画像が多くなってしまいましたが、それはシャーマンの丸っこいお団子のような砲塔を上から見るのが楽しかったからかもしれません。
お団子というか饅頭というか。
そういえば、M3リーの砲塔も丸っこくて可愛いですよね。
饅頭に楊枝か箸を刺せばシャーマンの砲塔……、になるわけないんだけど(食べ物を粗末にしてはいけません!)、JS3スターリンの肉まんを潰したような砲塔といい、今回のシャーマンといい、魅力的な戦車は、砲塔のカタチがそそるものが多いですな。
記:2021/07/16