塗りながら組み立て中~HG GNX-704T アヘッド

   

以前の記事⇒GNX-704T アヘッド(機動戦士ガンダム00)を作ります。

アヘッドを塗りながら組み立てているところです。

太ももにバンソウコウが貼ってあるように見えるのは、べつに怪我をしたわけではなく、太もものパーツの合いが悪いので、強引に流し込み接着剤を流し込み、マスキングテープでくっついた状態を保持しているところです(接着剤が乾いたら剝がします)。

後ろから見るとこんな感じ。

けっこう武骨で力強いシルエットですね。

今回はタミヤのアクリル塗料をメインに筆塗りしていくつもりです。

ボディの基本色は、渋いアズキ色なのですが、塗りようによってはシャアザクの胴体のような色になってしまいそうな感じも。

もう少し、ボヤけた感じというか、使い込まれた感じを出したいと思っているので、そういう時はマット感の強い水溶きアクリルがうってつけなのです。

タミヤアクリルって面白いことに、溶剤で薄めた場合と、水で薄めた場合では、つや消しのニュアンスがまったく違うのですよ。

ただでさえ、たとえばクレオスやガイアのラッカー系塗料のマットよりも、しっとりとしたマット感を感じさせるタミヤアクリルですが、水で薄めると、さらにつや消し度が高くなるんですよね。

それこそ、ツメで引っかくとガギガギと神経に障るような音を立てる曇りガラスのような感じのマット感。

この強いつや消しの上に、油彩やエナメル系塗料を薄くのせると、けっこうリアルな質感になるんですよね。

なので、今回はそのテイストを狙っています。

上記画像をご覧になってお気づきのとおり、プラスチックの地肌にヘンな色が色々と乗っていますよね。

茶色っぽい色だったり、緑っぽい色だったりと。

色味確認の試し塗りと、パーツ内側の下塗りをかねて、ところどころ筆でちょんちょんと色を乗せています。

具体的には、ハルレッド、NATOブラック、ディープグリーンをランダムに筆でペタペタしている状態なのですが、最終的にはピンクっぽい赤、それも褪色した感じのニュアンスで仕上げたいと考えています。

緑をところどころに塗っているのは、緑系の色がベースに敷いておくと赤系の色が力強さを増すような気がするからです。

あくまで個人的な感覚ですけど。

背中にGNドライブなどを装備して、アヘッドの組み立て完了です。

組み立てる前は、なんか地味で華がない機体だなと思ったのですが、実際自分の手で立体物を組み上げていくと、なかなか機能的かつ武骨でカッコいいデザインだと思うようになりました。

さて、いざ塗装!

記:2020/04/22

次の記事⇒HG アヘッド完成!(機動戦士ガンダムOO)

 - ガンプラ