水色チーフテン制作記 タミヤ1/35

   

チャレンジャーからさかのぼる

イギリスの現用戦車といえば、先日チャレンジャーを作ってみたのですが、その前の主力・チーフテンも作ってみたくなったので作ってみました。

チーフテンって「酋長」の意味らしいですね。
(ハンカ)チーフが10枚という意味ではないわけです(当たり前すぎる)。

色ですが、チャレンジャーは、設定色を無視して水色で塗ったら意外にもしっくりきたので、今回のチーフテンも水色で塗ってみました。

まずは、箱。
なかなか味わい深いボックスアートですな。

亀の甲羅の前のほうが潰れた感じの砲塔のカタチもなかなか味わい深いですな。

箱の中。

パーツ類を並べてみました。

足回りのパーツなんかは、けっこうチャレンジャーとかぶったりもするんですよね。

今回は使わなかったけれども、チーフテンのデカール。

「チーフティン」って書いてありますね。

組み立て説明書です。

日本語と英語の2種類がはいっていました。

水色塗装

一気に組み立ててしまい、一気に下塗りをしてしまいました。

いつもの通り、缶スプレーの黒、マホガニーなどの乱れ吹きです。

目的はプラスチック地を完全に消すこと!以上!ってな感じではあるのですが、スプレーならではのお手軽さと、半乾きの上に別な色を吹き付けて、微妙な色合いの変化を乾いていく様を見ながら楽しむという目的もあります。

さて、その黒茶色な下地にキャラクターブルーに白を混ぜながら少しずつ水色にしていった結果がコレ。

色合いは水色っぽく調整しつつも、茶色っぽい色もところどころに吹き付けています。

車高がグッと抑えられていてカッコいいですね。

チャレンジャー同様、けっこう大きい砲塔で、独特な造形を楽しめます。

後ろ姿もなかなか工事現場のメカ的でカッコいい。

砲塔をクルリと回して、砲身をロックすることもできます。

長距離移動の際は、こういう姿で運ばれたんでしょうね。

油彩のバーントシェンナをメインにモールドを際立たせ、最後はピーチホワイトでドライブラシをしています。

ありえない色合いも手伝って、未来の戦車っぽく見えますね(チャレンジャーのときも同じようなことを書いた記憶が)。

なかなかカッチョ良いです。

なぜか同時並行で制作していたT-34と並べてみました。

やはり、グイっと押さえつけられて潰されたような砲塔がカッコよく感じます。

チャレンジャーの時もそうでしたが、現用イギリス戦車独特の味わいと楽しむことが出来た素晴らしいキットでした。

もし今度作る時は砂漠仕様のデザートカラーで塗ってみようかなと思っています。

記:2021/06/18

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