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タミヤ M10タンクデストロイヤー制作記

   

古いほうのキット

M10といえば、最近タミヤから中期版の新しいバージョンのキットが出ていますよね。

おそらく、現在はそちらのほうが安くて入手しやすいのだと思いますが、今回は、古いほうのタミヤのM10を作ってみます。

まずは、箱。

う~む、味わいがある。
「おとなグリコ」という言葉が昔ありましたが、「むかしタミヤ」という言葉がピタリとくるボックスアートですね。

箱を空けて、キットの中身をみてみましょう。

よくも悪くも、ざっくり大雑把。
しかし、この力強さが良いのです。

パーツを並べてみました。

かなり細かいパーツは省略されて出来るだけ少ない部品にまとめようとする熱意が感じられます。

デカールです。

使うかどうか迷ったんですが、デカールを貼るとそのぶん約1日完成が遅れるので(乾燥時間)、せっかちな私は今回は(も)デカールは使用しませんでした。

組み立て&塗装

シャーマンやダスター、ジャクソンをはじめとして、この頃のアメリカ戦車の足回りの組み立てには慣れているので、一気に組み立てて下塗りをしました。

残る車体と砲塔はパーツの数が少ないので、すぐに組みあがりました。

組み立て終わったら、黒とマホガニーで下塗りです。

で、基本塗装。

暗緑色の後に蛍光グリーンを薄く吹き付け、装備品はエナメル塗料を乗せていきました。

あとは、油彩でアクセントをつけて完成。

油彩は、バーントシェンナとピーチブラックを使いました。

そして、乾く前にアイヴォリーホワイトをドライブラシ。

車体後部の工具類は独立したパーツではなく、モールドになっています。

丁寧に塗り分けようとしても、どうせはみ出てやり直すでしょうし、やり直すのも面倒くさいので、刷毛付きのスミ入れ塗料を軽く乗せて、それっぽくごまかしています。

M10は、この角度から眺めるのが一番カッコいいと思います。

砲塔両脇にゴチャゴチャと荷物がついているのが、いかにもアメリカ戦車という感じで良いですね。

砲塔後部は、かなり大胆な角度で傾斜していることが分かります。

予備転輪の陰となる個所など、アクセントとして、ほんのちょっとだけウェザリングカラーのフィルターヴァイオレットを塗っている個所もあります。

雄姿!

車両後部は、わりとノッペリとしていますね。

最近作ったKV-1Cとともに。

少し時代はズレますが、アメリカとソ連の戦車の設計思想の違いや、お国柄の違いが戦車の外観となって表れているような気がして興味深いですね。

M10は、今回のようにフラットに作るよりも、フィギュアを乗せたり、備品や荷物をもっと乗せまくったほうが、より一層カッコよさが増す戦車かもしれません。

タミヤの新しいキット、中期型を作る機会があれば、ぜひトライしてみたいですね。

記:2021/08/12

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