パリ・ブルース/ホレス・シルヴァー
2021/02/03
ホレス・シルヴァーのライヴ盤!
といえば、真っ先に思いつくのがブルーノートの『ドゥーイン・ザ・シングズ』だと思うんだけど、じゃあ他には?
……となると、
あとはアート・ブレイキーのメッセンジャーズ時代のライブ盤(これもブルーノートで、バードランドとかカフェボヘミアとか)ぐらいしか思いつきません。
しかし!
もう1枚あるんですね。
パリでの公演の音源が。
時期的には、ちょうど来日してファンキーブームを巻き起こした『トーキョー・ブルース』の頃。
つまり、ホレス・シルヴァーのキャリアの中でも、もっとも脂の乗り切った時期なので、演奏のノリ、熱気は折り紙付きでございます。
(・∀・)b
先述したとおり、ブルーノートに日本の印象のアルバムを吹き込んでいた時期なので、『トーキョー・ブルース』からのナンバーも演奏されております。
パリで《サヨナラ・ブルース》ねぇ。
それと、パリで《トーキョー・ブルース》も演奏されとります。
それ以外のナンバーは、《ドゥーイン・ザ・シング》や《フィルシー・マクナスティ》と、シルヴァーのオリジナルナンバーなので、タイトルの『パリのブルース』って、《トーキョー・ブルース》、あるいは《サヨナラ・ブルース》のことを指すんでしょうね。
いずれにしても、ホレス・シルヴァーって、その長いキャリアの中では、ライブアルバムが少ないジャズマンですね。
▼収録曲
1. Introductions By Norman Granz And Horace Silver
2. Where You At
3. The Tokyo Blues
4. Filthy McNasty
5. Sayonara Blues
6. Doin' The Thing
記:216/02/20