MISIA 星空のライヴ -Best Acoustic Ballade-/ミーシャ
2017/12/11
MISIA 星空のライヴ -Best Acoustic Ballade-
日本のホイットニー
すごく安易な代入というか、喩えなのかもしれないけど、ミーシャって、日本のホイットニー・ヒューストンだと思う。
歌唱力、歌曲の雰囲気&スケールの大きさ。
なんか、雄大なんだよね、とても。音や声から喚起される風景のスケールが。
バラードを立派に歌い上げきった後に、聴き手が感じる満腹感も両者に通じるものがある。
あと、「結婚式の披露宴」度が高い(笑)。
ホイットニーの場合は《グレイテスト・ラヴ・オブ・オール》。
で、ミーシャの場合は《エヴリシング》とかね。
こういうのをかけたり、演奏したりすると、広い世代の人々に受けるし、ま、イジワルな言い方すると無難だし、それに、分かっちゃいるけど感動的な演出になっちゃうもんね。
こういう場に必要な「ベタな感動」を惜しげもなく提供できる逸材です、彼女らは。
いや、悪い意味じゃなくて。
だって「ベタな感動」を提供できる実力を持っていること自体、大したことなんだから。
かくいう私、今度、二次会で演奏します、ミーシャの《エヴリシング》を。
練習のたび、何度も聴きかえしているのですが、やっぱり、いい曲です。
私はこのアルバムのライブのバージョンが好き。
アコースティックスタイルの構成のライブ盤ですね。
2003年の夏のツアーの演奏がまとめられたライヴ盤です。
「アコースティック=生演奏」の「生」を強調したいのでしょう、パッケージには「生音を使用しておりますので開封後はお早めにお楽しみ下さい。」という表記が。
ライヴでもブレない歌唱、安定感。
MISIAさんは実力者です。
《エヴリシング》は、スタジオ録音されたバージョンよりも、こちらのライブバージョンのほうがスケールアップしておりますね。
繰り返しますが、雄大。
あ、ちなみに、この曲、知り合いの結婚二次会ではウッドベースで演奏する予定。
ウッドベース=アコースティックですね。
だから、アコースティック・ライヴの演奏やアレンジ、参考になります。参考にしています。
収録曲
MISIA 星空のライヴ -Best Acoustic Ballade- (Avex)
- MISIA
1.眠れぬ夜は君のせい
2.Escape
3.あの夏のままで
4.めくばせのブルース
5.The Best Of Time
6.It's just love
7.Everything
8.キスして抱きしめて
9.つつみ込むように・・・
10.心ひとつ
11.時をとめて
12.飛び方を忘れた小さな鳥
13.星の降る丘